最近、多くのお客様から「2027年には蛍光灯が作られなくなるって聞いたけど、今のうちにたくさん買っておいた方がいいの?」「LEDに変えるのとどっちが賢い選択なの?」という切実なご相談をいただきます。
この記事では、照明の専門家として、2026年1月時点の最新情報を踏まえ、「蛍光灯の買いだめ」と「LEDへの買い替え」を徹底的に比較します。岩手県の厳しい冬や10年、20年先を見据えた安全性についても踏み込んで解説していきます。
2026年現在の状況:蛍光灯の生産終了が目前に迫る「2027年問題」
2026年1月現在、蛍光灯は「水俣条約」という国際的な取り決めに基づき、製造中止へのカウントダウンに入っています。
2027年末ですべての蛍光灯が製造禁止に
一般的な照明用の蛍光灯(直管、環形など)は2027年末までに製造および輸出入が全面的に禁止されます。メーカーの生産ラインは既に縮小されており、あと2年もすれば市場在庫が尽き、入手は極めて困難になります。
「買いだめ」vs「LED化」徹底比較表
目先の電球代だけでなく、10年スパンでのコストとリスクを比較しました。
| 比較項目 | 蛍光灯の買いだめ | LEDへの買い替え |
|---|---|---|
| 電気代(月額) | 高い(LEDの約2倍以上) | 低い(大幅な固定費削減) |
| 器具の安全性 | △ 安定器の劣化リスクあり | ◎ 最新器具で極めて安全 |
| 冬場の点灯速度 | × 寒いと明るくなるのが遅い | ◎ マイナス20度でも瞬時に点灯 |
| トータルコスト | × 長期的には電気代で損をする | ○ 数年で初期投資を回収可能 |
「蛍光灯の買いだめ」に潜む4つのリスク

- 安定器の寿命という「時限爆弾」: 器具の中にある安定器の寿命は約10年です。電球だけあっても、器具本体が壊れれば点灯しません。
- 電気料金の格差: 岩手県内でも電気代高騰が続いています。今後10年「倍の電気代」を払い続けるコストは膨大です。
- 保管破損リスク: 蛍光灯は衝撃に弱く、水銀を含むため破損時の処分も困難です。
- 経年劣化による火災事故: 15年以上使った器具は絶縁不良による漏電・火災リスクが急増します。
岩手県特有の照明事情:雪・寒さ・停電への強さ

岩手県で照明を選ぶ際、切っても切り離せないのが「気候」です。
寒冷地での動作:LEDの完勝
蛍光灯は気温が低いと明るくなるまで時間がかかります。一方、LEDはマイナス20度でも瞬時に100%の明るさで点灯します。冬の岩手での作業効率が劇的に変わります。
雪と停電のリスク
湿った雪による停電時、消費電力の少ないLEDなら蓄電池や太陽光発電の電気でより長時間、明かりを維持できます。
工事の選び方:ランプ交換と器具まるごと交換の違い
- ランプ交換(バイパス工事): 安価ですが、器具ソケットの物理的劣化は解消されません。
- 器具ごと交換(推奨): 最も安全性が高く、最新の省エネセンサー機能も活用可能です。
パナデンでは、12〜15年を過ぎた器具には「器具ごとの交換」を強くお勧めしています。
2026年最新:岩手県で使える補助金とコストの目安
岩手県では「中小企業GX推進支援事業」など、省エネ設備導入を補助する制度が実施されています。
- 補助率: 経費の1/3〜1/2程度(自治体により異なる)
- 条件: 工事着工前の申請が必須です。
よくある質問(FAQ)
- Q. 仕事を止めずに工事できますか?
- A. 土日の施工や段階的な工事など、パナデンでは柔軟に対応しております。
- Q. 安いLEDランプを自分で付けても大丈夫?
- A. お勧めしません。古い安定器を使い続ける「工事不要タイプ」は発火リスクが残ります。
- Q. 寒冷地仕様のLEDはありますか?
- A. 基本的にLEDは寒さに強いですが、屋外用には防水・防塵・耐雪性能が高い器具を選定いたします。
